僕らの終わらない旅

 

お互いに導かれ、沢山の偶然と背中合わせで生きてきた宝物のような君たちへ

 

デビュー3周年、本当に本当におめでとう。

 

今年も変わらずにこうして君たちに沢山の愛の花束が届くのだと思うと、それは何にも代えがたい温かさや幸せだと感じる。6人で掴んだ「デビュー」という大きな大きな夢。3年、やってきたこと全てが必要だった経験で出来事で日々だったと思います。変わらないものも沢山あるけど変わったことだってきっと沢山あったね。

何も変わらないのは君たちの笑顔と夢を真っ直ぐ見据える瞳だった。出来ることなら3年後も5年後も10年後だってその笑顔を守りたかった。夢を叶えるその瞬間を一緒に見ていたかった。なんてあまりに勝手な願いなのはよく分かってる、けど、こんなに自分勝手になってしまうぐらいにはKing&Princeが何よりも大切だった。

 

少しだけ玄樹くんの話をさせて欲しい。いつだってそこには温かい光が差すように、綻ぶ花のような笑顔で周りを包み込んでくれた玄樹くん。優しさと愛情を教えてくれたのはあなたでした。

 

デビューを発表した瞬間の歓声は凄かった。俺自身「この瞬間に憧れてジャニーズに入ったんだよな〜」って胸がいっぱいになった。

 

何度だって夢に見たデビュー。あなたの夢が叶ったこと、本当に本当に嬉しかった。「憧れ」を目の当たりにしてどんなことを思ったかな。きっとその日のことを忘れないんだろうな。彼の人生の中に、そして記憶に残る日になっていればと。

 

いつの日にか東京ドームの前で玄樹くんが独り言のように呟いた。「いつかライブしたいもんな、ここで」やりたいことや目標を声に出して言うあなたを凄く、素敵だと思った。その表情は強くて逞しかった。当時はひどくその言葉に頷いたものだ。いつか必ず、6人でここ(東京ドーム)に来ようね、ここで沢山の人と笑顔を共有しようね、と何度願ったか分からない。貰ったものが沢山あるのに、何にも返せなくて本当にごめんね。守ってあげられなくて、本当に本当にごめんね。

何度理解しようしても私には難しくて。「天性のアイドル」誰もがそう思っていたし、彼自身も「アイドルが天職だった」と話していたから。人ってこんなにも涙が枯れないんだ、なんてその日初めてうわ言のように思った。上手く息ができなかったのもバカみたいに目を腫らして仕事に行ったのも全部全部初めてだった。それぐらい、本当に本当に玄樹くんのことが大切で、大袈裟でもなんでもなく6人のKing&Princeが私の青春で私の全てだったんだよ。急に世界から色が消えてしまったみたいで、もう、前を向けないと思った。悲しくてどうしようもなかった。だから社会人だということを言い訳にして、少しの間彼らの活躍を見ることをやめてしまった。今思えば全てを受け入れるのに大切な期間だったとも思う。弱い自分には、どうか6人が幸せでありますようにと、願うことしか出来なかったな。

 

でも、いつどこでだって笑顔をくれるのはやっぱり彼らだった。会えない日々が続いていても、いつだって傍に居てくれたのは彼らだった。どうしたって離れられないんだな、なんて思ったりもしたっけ。変わっていくこと、変わらずにいること、同じくらい難しいけど、彼らがずっと私の中で一番のアイドルだということはずっとずっと変わらなかった。

 

3年前の今日、6人で夢を叶えた日。6人で走り出した日。何度振り返ってみても華々しく、輝かしく、素敵な日々だった。何度振り返ってみても、愛おしい日々だった。日々の中で「この道を選んでくれてありがとう」と思うことが何度もあるけど、毎年この日にはそれを特別強く思うしどうしたって想いを馳せてしまいます。何よりも大切な日だから、ゆるしてね。

 

この世界で生きていくということ。諦めないといけない夢や手放さないといけないものがきっと沢山あったのだと思う。親や兄弟に履歴書を送られてジャニーズの道に入った彼も、アイドルになりたいと望んでジャニーズの道に入った彼も。性格や価値観が全く違うまだ幼かった君たちの奇跡の出会いがあって、今こうして同じグループで同じ夢を見てる。出会いって不思議なものだ。同じ志で同じ夢を見る彼らを奇跡だと思った。君たちに出会えた私の人生は、本当に本当に色付いていた。何度もその日々を振り返りたくなるぐらいには綺麗だった。King&Princeはヒカリそのもので何色にだって輝けて。4年目はどんな風に、どんな色に輝くのだろうか。君たちの未来を考えるとワクワクして仕方ない。それと同じぐらい、君たちの目に映るもの全てが綺麗なものでありますようにと願わずにはいられなかったりもする。だからどうか、この先もずっと彼らの歩む道が輝きますように。

 

デビューしてから3年、そして4年目へ。永遠や一生なんてないこと、よく分かっているからこそ大それたことは言えないけど。自分と、そして自分のことを信じてくれる仲間のことを想い、守り、愛し、 繋いだお互いの手を離さずに。6人で誓った夢を物語の宝物にしてくれたら、と。終わらない旅にわがままながら着いて行かせてほしいと思ってしまいます。彼らの人生を賭けた夢への挑戦を、どうかこの先も。君たちにしか出来ないこと、君たちにしか出せない色、君たちにしか描けない夢がきっと沢山ある。お互いを輝かせ、グループが煌めき輝きますように。君たちの夢が、叶いますように。

 

デビュー3周年、本当に本当におめでとう。何も当たり前ではない今に感謝して。変わらずにアイドルで居てくれてありがとう。今年もおめでとうの花束を贈らせてくれてありがとう。笑っていてくれて、本当にありがとう。

 

会えない日々もあなたたちの活躍と健康を心から祈っています。宝物のような君たちへ、心から愛を込めて。

 

4年目へ、行ってらっしゃい。

 

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