「夢を叶えてくれてありがとう」

 

「ファンの人は僕らになくてはならない存在」

「こんなにも大勢の人がいる中でKing&Princeを見つけてくれたのは奇跡。だから離れないでね、これからも一緒にいてね」

「目の前にいるファンを笑顔にしたい」

「皆さんの日常の片隅にいつでもいる存在になりたい」

「胸を張ってKing&Princeのファンですって言えるような僕たちになるので、つないだ手を離さないでください」

 

紡いでくれる言葉と伝えてくれる愛が本当に本当に温かくて特別で。どれだけ人気が出て有名になっても遠くなっちゃったなあと思っても誰一人置いて行かない。いつだって私たちファンのことを愛してくれる君たちがあまりにも愛しい。

6人がデビューした日。私にとっては一年で一番大切な日だ。この日がくるまで、毎日どれだけの努力をしたのだろう。どれだけ悔しいことや辛いことに向き合ってきたのだろう。どれだけ迷いと困難に頭を悩ませたんだろう。きっと沢山悩んで泣いて時に壁にぶつかって、一人一人が色んなことを想ったんだろう。

 

「デビューできないなら普通の人に戻ろうって。」

「もう辞めようと思ってましたね。辞めてどっか行ってやろうと思ってました

 

6人が出会ったことも6人でデビューしたこともきっと偶然なんかじゃなくて必然だったと思うんだよ。導かれて此処に居る。ただ伝えたいのは「諦めないでくれてありがとう」で。繋いだ手を離さずにいてくれてありがとう、ね。私の生きる理由を、宝物をくれてありがとう。だいすきな君たちが夢に向かって駆け出した日。覚悟を決めて迎えた日。こんなに大切な日、ないよ。

 

「絶対」とか「永遠」なんてなくて、そんなことは分かっているし物事には何にだって終わりがある。アイドルなんて尚更そうだ。永遠なんてものはない。いつか"終わり"があって、それがもしかしたら明日なのかもしれなくて、そんなものは誰にも分からなくて。だからこそ儚い、アイドルってそういうものだと思ってる。いつまで一緒に夢を見られるかも分からなければいつまでそのだいすきな笑顔を守れるかも分からない。可笑しいね。分かっていてもやっぱりどうしたって長く続けばいいのにと願ってしまう。でもそう言うわけにはいかないからやっぱり、やっぱり今君たちを好きなだけ好きでいれることに感謝したい。何よりも大切にしたいと思う。例え綺麗事だと言われてもだ。見える景色と見せてくれる夢と輝く笑顔を守りたいと思うよ。

 

デビュー4周年、ずっと目標にしてきたドームツアーを完走した君たちは本当にキラキラしていた。ステージに立つ姿はいつだって輝いて見えるけどそれとはまた違って。夢のようなこの場所に立ち会うことができて本当にうれしかった。なんて言ったらいいのか、なんて言葉で表せばいいのか分からない。ただこの瞬間を忘れたくないと思ったし、叶うのなら記憶から消えないでほしいとさえ思った。宝物になった。伝えたいのはどうしても「ありがとう」だった。

 

最後の挨拶で岸くんが口にした言葉。

「本当に夢を叶えてくれてありがとうございます」

これは割と本気で思っていることで、この言葉を聞くために生まれてきたんだとさえ漠然と思った。なんかこう、生きていて良かったと思ったんだよな。重すぎるね。でも一度離れようとした瞬間があったのは事実だからこそ離れないでいて良かったと心の底から思ったんだよ。ずっと忘れないでいたい、あんなに幸せそうな顔でゆっくりと紡いでくれた言葉を。こちらこそ、「夢を叶えてくれてありがとう」。

 

この日には特別な想いを馳せてしまって特別な言葉を届けたくて、と毎年同じことを思っているけど今年もなんだか伝えたいことは上手くまとまらなかった。結局は毎日笑顔で健康に生きていてくれればそれ以上のことはないんじゃないかって。少しでも温かい言葉たちに包まれていますように。成る可く多く笑っていられますように。まだまだ叶えたい夢がきっと沢山あると思う、だから君たちの夢が全部全部叶いますように。そして5年目の君たちの未来もどうか明るいものでありますようにと願って。

元気でいてね。いつもありがとう。

だいすきなKing&Princeへ。

 

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