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伝えたいことも思うことも届けたい気持ちもきっと沢山あって、でも何を伝えてもどんな言葉を選んでもなにか違うような気がして浮かんでは消えていく。それにこんなふうに改まって言葉を綴るとなんだか本当にこれでお別れのような気がして、こんなのは我儘だと分かっていてもやっぱりまだ"行ってらっしゃい"が言えない弱さに情けなくも手が震えて。こんなにも愛した人たちを失う怖さに気を抜くと立っていられそうもなくて。

なんで、どうして、が積み重なって上手く息ができなかった半年前。悔しくて寂しくて眠れない夜があったことを昨日のことのように思い出す。色んなことを悩んで堪えて全部全部飲み込んで前を向いてくれたあなたちには申し訳ないぐらい涙が溢れました。何度も何度も「ごめんね」と思った。同時に「ありがとう」を伝えたかったのに、やっぱり ごめんね、と思った。

 

 

振り返ってみると長いようで一瞬だった日々は、あまりにも温かく綺麗で儚いものだった。あまりにも、眩しかった。何度振り返ってみてもその日々は色褪せずに輝くのだろうと知りました。

物事に永遠なんてものはないし時間だって無限にあるわけじゃない。できることならまだまだ一緒に居たかったしそばに居させて欲しかった。同じ夢を見させて欲しかった。手を離したくなかった。こんなのはただの我儘だと分かっているのに、それでもわたしは諦めのわるい人間だからどうしてもこの先の未来を信じていたくて縋ってしまいたくて。何度目か分からないごめんねを伝えるとするなら、半年前のあの日からまだ全然前を向けてないよってことかな。それぐらい、それ以上に、貴方たちはわたしの人生のたからものでした。ありがとう。アイドルになってくれてありがとう。アイドルになってよかったと思っていてくれるなら、思える日が来るのならこんなにも幸せなことはないと貴方たちの姿を見て思います。

 

叶えたい夢、やりたいこと、進みたい道。同じ方向に向かって進むってきっとすごく難しい。だからこそこの場所を守ってくれて残してくれてありがとうって何度も何度も思った。涙を流しながら伝えてくれたあの日の言葉、きっとずっと忘れないんだろうな。大きく見える背中はほんとうは小さくて、ひとりでどれだけのものを抱えていたのかな、背負っていたのかな、なんて考えると胸がギュッとなる。沢山沢山悔しい思いをしたんだろうか。つらくてさみしい夜をひとりで過ごしたのだろうか。どんなときもわたしは貴方のことばかり心配していました。ちゃんとご飯食べてね。あったかいお布団で寝てね。体調には気をつけてね。たまには自分のこといっぱいいっぱい褒めてあげてね。貴方が笑っていてくれれば、一日でも多くはなまるがつく日があればそれだけでわたしは生きていけるような気がしました。少なくともわたしはこんなにもアイドルの永瀬廉さんに救われて今此処に居ることができています。

 

 

「しあわせでいてね」「げんきでね」をお守りに変えて、一緒にしあわせになろうね、お互いげんきでいようね、と伝えたかった。届かないことは重々わかったうえで、でもどこかで届いているといいななんて願ってこの言葉たちをお守りにしたい。

だいすきなひとたちへ、どこか遠いところでも知らない場所でだって絶対に沢山沢山笑っていてね。たまに泣いて、たまにじゃなくても泣いて、でもできれば沢山笑っていて。約束、約束だよ。

 

 

だいすきな6人へ、King&Princeへ。

デビュー5周年本当におめでとう。わたしはやっぱりこの日が一年でいちばん大切で特別です。宝物ができた日、貴方たちにだいすきとありがとうを伝えられる日。

この先なにがあってもふたりの未来が明るいものでありますように。なにも背負うことなく君たちらしく輝けますように。今日まで好きでいさせてくれて、愛させてくれてありがとう。これからもそばに居させてね。そばに居てね。

最後に、何度でも伝えさせてください。本当に本当にありがとう。

またね。

 

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